経営コンサルタントの収入

経営コンサルタントの収入とは?

顧客企業の経営戦略の相談に乗って、問題解決の支援をする仕事「経営コンサルタント」。実績に応じての報酬なので収入の幅が広く、経営コンサルタントの平均年収は700万~1300万円が目安・相場です。

コンサルティング業界の給与・年収相場

コンサルタント業界の給与水準は、一般的に非常に高いと言われています。例えば、調査会社による職種別平均年収によれば、コンサルタントの給料は下記のようになっています。

外資系の大手コンサルティング会社
ITコンサルタント
  • 25~29歳:600~1000万円
  • 30~34歳:800~1400万円
戦略コンサルタント
  • 25~29歳:800~1200万円
  • 30~34歳:1000~2000万円

ほどの幅になると思います。戦略コンサルタントの、30代前半で2000万円というのは、他業界ではなかなか考えられない高水準です。

国内中小のコンサルタント会社
  • 25~29歳:491万円
  • 30~34歳:643万円
  • 35~39歳:723万円
ITコンサルタント
  • 25~29歳:514万円
  • 30~34歳:648万円
  • 35~39歳:775万円
経営コンサルタントの役職別平均年収
  • ビジネスアナリスト:400万円
  • コンサルタント:600万円
  • シニアコンサルタント:800万円
  • マネージャ:1,000万円
  • シニアマネージャ:1,200万円

結果と収入

経営コンサルタントは企業の人事・財務などの専門分野に特化したサービスを行なう人事・財務コンサルタントと違い、経営戦略・企業経営全般に関する相談業務を行なう重要な部分を扱う職業なので、当然年収も高額で高いです。ですが、当然求められるのは「結果」です。アドバイスして売り上げが下がってしまっては経営コンサルタントとはいえません。出来高制であったり、長期契約での給料であったり色んな収入の形が違いますが、仕事と収入、やりがいのバランスは満足されている方がほとんどでしょう。残業もありますし、クライアントによっては休日出勤も有り得ます。

経営コンサルタントの給与体系

コンサルタント業界の給与体系は「年齢給」ではありません。何歳だからベースがいくらというものが存在せず、コンサルタントとしての職責を示す役職(クラス)に連動しています。アナリスト、マネージャー、シニアマネージャー、パートナーといった役職があり、それぞれにベースの給与が決められています。35歳でも役職が低ければそれなりの給与ですし、28歳でもとても優秀で飛び級で出世していれば高給を手に入れることも可能。そのあたりは完全に実力主義になっているというのが、コンサルタント業界の給与の特徴です。

収入を高める資格は何か

経営コンサルタントになるには、特に資格はなくても大丈夫で、開業は出来ます。が、最近は会計事務所や法律事務所が別法人をたててコンサル会社を作っているというところもあるようです。まずは経営に関するなら「中小企業診断士」と云うように、その分野の公的な資格がないと、顧客の信頼を得られないでしょう。

中小企業診断士の難易度

中小企業診断士は非常に高い資格試験です。平均すると、第1次試験が16%から20%、第2次試験が10%から20%の合格率となっており、第1次試験および第2次試験をストレートで突破する者の割合(最終合格率)は、3%から4%。試験の難易度は「社会保険労務士」とほぼ同様の難易度です。 時間と費用が掛かりますので、試験勉強を始める際は、自身も覚悟が必要になってきます。また経営コンサルタントになったとしても、企業がお願いするだけの理由、つまり「実績」を積み上げてくる必要があります。

経営コンサルタントで年収を高める資格

どんな資格を取得していると年収が高いのかをまとめました。

労務系
  • 社労士
財務、経営戦略
  • 会計士
  • 税理士
相談
  • 中小企業診断士
  • 行政書士
ヘッドハンティング

M&A

などの資格となります。経営コンサルタントのトップクラスですと年収は2000万円~3000万円といわれています。経営コンサルタントは完全実力社会です。上記資格はあくまでも持っていればそれなりに通用するというもので、やはり実力が伴いそこに年収が上積みされていくという計算になります。

企業による年収

経営コンサルタントとしての仕事内容も把握して年収も安定してきたら、楽しくてしょうがないという方がほとんどですので将来性の高い職種といえます。企業によってやはり差があるので経営コンサルティング会社の成績によって年収は変わります。年収1位の企業で1800万円。20位で525万円となっており、1位~20位までのランキングの平均年収は、701万円となりました。月のお給料で言えば手取りは約50万~90万円の間ぐらいで推移しているようです。

経営コンサルタントで有名な企業
コンサルティングファームとして有名な企業
  • GCAサヴィアングループ
  • 日本M&Aセンター
  • ドリームインキュベータ
  • ボストンコンサルティング
  • 野村総研
  • 船井総研
  • 三菱総研
外資系経営コンサルタント企業
  • A.T.カーニー
  • アクセンチュア
  • マッキンゼー

などが有名な経営コンサルティング会社といわれています。

経営コンサルタントの労働時間

経営コンサルタントは、一年中、常に仕事が継続する一般の会社とは違い、経営コンサルタントの仕事は全てが期間限定の「プロジェクト型」の仕事です。3ヶ月なり6ヶ月というプロジェクトの期間が終了すると、いったん忙しさからも解放されます。プロジェクトとプロジェクトの合間の平日に長い休みを取ったりと、柔軟なワークスタイルが実現できるのもコンサルタント職の魅力です。ただし、いわゆる裁量労働で括られる職種であるため、何時から何時までという決まった労働時間はありません。クライアントの経営課題に納得のいく解決が得られるまで働く、というのがプロフェッショナル職業であるコンサルタントの働き方。ですから、納得のいく答えが得られないような場合、徹夜が何日か続いてしまうということもあります。

コンサルタント業界で働く魅力

コンサルティング業界で働く魅力は次の3点でしょう。

実力主義
実力主義というのは、若い時から実力さえあれば認めてくれて、年齢に関係なく実力で昇進ができるという風土。反面、実力が伴わなければ辛い思いをすることになるのですが、自分に自信がある人が自己の能力を磨くという挑戦の場として、コンサルティング業界はとても刺激があるでしょう。
高い報酬
それに伴う高い報酬も魅力的。実力に応じて、若くても大きな報酬を得られるということは、素直に魅力を感じていいところでしょう。
優秀な人が多く、スキルアップが早い
これこそコンサルティング業界で働く魅力の真髄だと思うのは、圧倒的なスピードで自己のスキルアップができるということ。コンサルティング業界では非常に優秀な人が集まって、背伸びをして実力を競わせながら仕事をしています。そのような環境で精一杯のチャレンジをすることで、自己のスキルの成長スピードが加速するのです。

まとめ

経営コンサルタントになるには、名乗ればなれるということですが、やはり上記であげた資格は持っていたほうがいいようです。色々な求人情報をみていると、募集要項では 「銀行、証券にて法人営業経験のある方」 「英語力が長けている方」 「経営戦略を作れる方」 「中小企業診断士資格を持っている方」 など色々と要件がありました。その中でもどこの企業も募集要項に書いていたのが「向上心が強く、肉体的、精神的にタフ」「論理的思考が出来る」でした。コンサルタント業務は激務ともいわれてます。その分年収がいいのは誰もが承知ですが、やはり肉体、精神的なものは鍛えておくことが必要なようです。